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『千年相姦』三章 クルルーの手紙 シロツメクサの花冠(1/4)

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【これまでのあらすじ】
『交配の旅』から七年ぶりに〈千年森〉に帰郷してきたクルルー(キトゥン・18歳)。
養親・レフィナ(自称ニンゲン・年齢不詳)との再会を喜ぶのも束の間、七年の月日は一人と一匹を大きく隔てる。
そんな中クルルーが「レフィナを寝物語で満足させることができたら、レフィナの顔を見せてもらっていい?」と自らの旅の話、『クルルー様の冒険譚』を語り始める。

『クルルー様の冒険譚』の中で語られる、雌キトゥン、コロンとのめくるめく恋模様。美しいパパに優しいママ、コロンの妹コロネ、ご近所のサリー。そしてライバルの雄、ニゲルの不吉な影。面々に翻弄される純朴なクルルー。
しかし話にはからくりがあった。なんとそこで登場する「純朴なクルルー像」は、「ニゲル」という別の雄の姿を騙ったクルルーの捏造だったのだ。
冷たくも美しいニゲルこそが、本当のクルルー像だったのだ。

話を語り合えたクルルーは、養親の顔を見たいという欲求が募るあまり、半ば強引にレフィナに迫ってしまう。ローブを剥いだ下にいたのは、七年前と変わらず若く美しい姿の養親だった。
成長したクルルーとは裏腹に時を止めたように歳を取らない養親。
養親はやはり「キトゥン」ではない。それなら養親は何者なのか。
疑問を募らせるクルルー。
「歴史は繰り返す……」
不穏な言葉を残し寝室から消える養親。
養親はクルルーの話の何に対して「歴史は繰り返す」と評したのか。
『クルルー様の冒険譚』のラストで、大木ごと崖の下に落ちてしまった本物のニゲルの生死は。

今回から始まる第三章は、クルルーがとチコという名前の雌に宛てた手紙で構成されています。
←チコは、コロンのパパがその昔、浮気して作った娘のことです。つまりコロンコロネの異母姉妹に当たる雌です。


これまでとはひと味違う本物のクルルーの語りをお楽しみください。
それでは、どうぞ。


【今回登場する登場人物】
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クルルー(17歳)


三章 クルルーの手紙 シロツメクサの花冠(1/4)


 やあ、チコ。この手紙を君が読むころ、僕はもう君の家にはいないのだろうか。その楢(なら)の木が立っていた庭付きの家に。君も察している通り、僕はこの村にはいられなくなった。このたびの惨事は、本当に申し訳なく思っている。(※管理人注/ニゲルを大木壁ドンで突き落としてしまったこと)不測の事態だ、といい訳する気は毛頭ない。けれど、この村の掟に従うつもりも更々ない。君もそうであるように、僕にはやり残したことがあるから。それがなんであるのかといった野暮な質問を君ならしないこともわかっていた。けれど僕には圧倒的に時間が足りなかった。だから手紙という形で僕の気持ちをこうして記している。僕の身勝手を許してくれ。
 思えば君は、この村に着の身着のままで迷い込んできた僕を最初に受け入れてくれた存在だった。僕はひどく疲弊していた。進めば進むほど空気が薄くなっていくという、想像もしていなかった事態に、僕の身体はすっかり参っていたんだ。君も知っているだろう、僕が〈千年森〉出自だということを。あすこの空気は清浄で澄んでいる。異様なほどにね。そんな環境で育った僕にとって、ここいら一体の若い森の空気の薄さは耐えられなかったんだ。おまけにちょっと下に行けば「町」もある。あれは最悪だ。あんな所へ赴けばたちどころに僕の身体はだめになる。いや、神経のほうが先に参ってしまうだろう。このことからも、養親がニンゲン経由で塩を入手していた、という話は嘘であることがわかる。僕でさえそうなのだから、あの人があんな空気の汚いところへ一人で赴けるわけがない。あの人は僕よりも遙かに長い年月を〈千年森〉で過ごしている。こういったら、君はまたお伽噺だといって、僕をからかって笑うのだろうか。その少し他者を小馬鹿にしたような笑みを浮かべて。だけど事実なんだ。けれど僕がこうやって食い下がるから、君の目にはかえって胡乱に映って見えていたのかもしれないね。僕のことも、養親のことも。
 今さらこんなことをいうのもなんだけれど、君は本当に美しいキトゥンだった。この村にいるどの雌たちよりも。正直いって、これまでもそうしてこれからも君以上に美しいキトゥンに出会えることははないと思っている。……その身体も。
 すらりと伸びた手脚に、肉感を感じさせる豊かな膨らみ、そこから連なるほっそりとした腰に、再びなだらかに広がるのは、小振りの双丘……。それらの肉体を、黒っぽい衣裳で身体の一部のようにしっとりと包んでいる。
 コロンのパパがその昔、君のお母さんに出会った瞬間のことをありありと想像できるようだよ、……コロンのパパ如きに抗えるわけがない。君のお母さんのことは、気の毒だったと思っている。まさかそんな幼少時に行方が知れなくなっていただなんて……。あのときの質問は本当に「愚問」だったと思っている。コロンのパパは、あれでどうして責任をきっちり全うしているつもりだったんだね。


次の更新は7/15(土)を予定しております。

2017-07-01 : 小説・「千年相姦」 : コメント : 16 :
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『千年相姦』三章 クルルーの手紙 シロツメクサの花冠(2/4)

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前回に引き続きチコに宛てたクルルーの手紙です。
二章『クルルー様の冒険譚』で何名かの方がご指摘くださいましたが、パパの「一年に数度の商談の日」の裏にはこういうカラクリがありました。パパの名誉のためにいっときますが、パパが特別クズなんじゃなくてチコが特別美しい魔性の雌ってことなんですよ(笑)クルルーはそれを「悪魔の雌」と表現しています。それは行方不明の彼女のお母さんもまたそうであったということの伏線です。
それでは、どうぞ。


【今回登場する登場人物】
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クルルー(17歳)


三章 クルルーの手紙 シロツメクサの花冠(2/4)


 僕と出会ったころからそうであったように、多くの雄を虜にしてきた、その希有な美貌。小さな顔を縁取る短く切り揃えられた黒髪。君は「雌である幸せ」を否定するがために髪を短くしていたふしがあるみたいだったけれど、逆効果だったみたいだね。残念、僕は君のその、一見雄みたいにも見えるさっぱりした髪型が好きだったんだ。身なりに構っていないふうが、逆に君の美しさを強調していたんだよ。それって、本当に美しいってことだから。コロンのママを見てみなよ、ああいうのを「雰囲気美キトゥン」っていうんだよ。(※管理人注/雰囲気美人といいたかったらしい)素材自体はまあ、……悪い、ってわけじゃないんだけれど、まあ、凡庸な部類に入るよね。って、比較対照が悪いか。コロンのママもコロン姉妹も村では垂涎の的だったし。どうも君という存在は、すべての基準を根底から覆してしまう危うさがある。そこが、僕含め、君の「お友達」が君の家に通っていたゆえんでもあったのだろうけれどね。(※管理人注/チコは村で「無銭の娼婦」みたいな位置づけにあった雌です。生活費なんかはパパにもらっていたはずなので、生活費を稼ぐ必要はなかったはずなのですが、パパを独占できない寂しさを交配でまぎらわせていました。セックス依存症みたいな感じですね)
 通うといえば、コロンのパパが「お野菜」を持って突然訪れてきた日は驚いた。君にとっては突然でもなんでもない、申し訳程度に設けられた親仔の交流日に過ぎなかったのだろうけれど、僕がいつも村や村の周りの森をフラフラしていたせいかな、君の家に世話になっておりながら、君の事情をまったく把握していなかった。食事のときすらいるかいないかといった具合だったし。交配をするためだけに君の家に寝泊まりしていたようなものだ。
 だから、君とコロンのパパに、いまだそんな形の「絆」が存在していたことに驚かされたんだよ。交配のときに僕に「パパ役」をせがんでいたのはそのせいだったんだね。あれはちょっと倒錯していた。……まあ、それをいうなら僕のほうも相当どうかしていたけれど。はっきりいって、「あれ」をお願いできたのは君相手だったから。お互い様っていうのかな、こういうの。
 君がコロンのパパと抱擁している姿を見たときは、正直ひやひやした。物陰からそっと見ていたわけなんだけれど、固唾を呑んで見守る、っていうのは、まさにああいうのをいうんだと思った。
 コロンのパパ、あれ、相当やばいよ。「君はどんどん君のママに似てくるね」なんていってさ、君の腰に手を回して……、畑仕事で鍛えた、土だらけの腕が、なんかやけに卑猥に見えたな。ほら、あのパパってさ、すごい若いじゃないか、僕たちの兄弟、っていっても通じるような容貌をしている。実際、若いんじゃないかな。だからこそ、『過ち』を犯しもしたんだろう。そりゃ、ね、あれだけきれいな顔してたら、雌たちも放っておかないだろうけれど、相手が悪かった。何せ「悪魔の雌」によりによって出会ってしまったんだから。それもあんな微妙な時期に。コロンのママが身ごもっていたっていうのも悪かったのかもね。ニゲルは何を勘違いしたのか「お姉さん」って思っていたみたいだったけれど、違う、君のほうが妹なんだ。もっとも、コロンと数ヶ月も離れていないけれど。あのとき、ママは、自慢の料理も作ってあげられなくて、あのパパを構ってやることができなかった。ほんと、つくづく幼児性のあるキトゥンなんだよな。そしてそれがあの若く華やいだ雰囲気に繋がっているのだから、世の中良くできている。だけどそう思うと、ある意味コロンのママは本当にコロンのパパに愛されていた、ってことになるよね。構ってやりさえすれば、コロンのパパは決して『過ち』を犯さなかったのだろうから。現に今だって、ニゲルと畑仕事に励んでいる。それはもう毎日毎秒規則正しく。


次の更新は8/1(火)を予定しております。

2017-07-15 : 小説・「千年相姦」 : コメント : 26 :
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メルカリ出品から見えてきたもの

前回のコメ返でも少し触れさせていただいたのですが、最近メルカリを始めました。
メルカリをご存じない方のために少し説明させていただきますと、メルカリっていうのはスマホからお手軽に個人で出品、購入できるっていう今日本で大人気(?)のフリマアプリのことです。
某リサイクルショップの買い取り額があまりに安いので(一円とか)、それよりはましかと思って何気ない気持ちで始めたのですが、登録した直後に商品一点お買い上げ、その後も購入が止まらず、結局一週間で一万二千円程の利益になるという盛況ぶりです。すごくないですか!?
まあ売るブツにもよるのかもしれませんが、しかしわたしが書きたいのはそんなメルカリ体験記などではありません。
メルカリ出品から見えてきたことを書きたいのです。

フリマですから、まあ、自宅にある不要なものを出品する訳です。
で、出てくるわ出てくるわ、捨てるには忍びないんだけれどお値段が付くのであれば手放してもいいかなと思える品の数々。
つけまから始まって衣服や靴など、最初はあまり興味のないジャンルから手放していったんですが、ネタが尽きてCDや本に移行する過程で気付かされたことがありました。

あ、自分、もうこの本手放せるや、と思って驚愕した本。
それは、Coccoが特集された音楽雑誌でした。

これも、若い方はもうご存知ない方のほうが多いと思うのでご説明させていただきますと、Coccoというのはその昔小室サウンド全盛期だったころ(だったかな?)、その裏でひっそりじっとり根強い支持を得ていた女性歌手です。現在も現役で活動していらっしゃいます。

Coccoさんはどういう歌手かというと、一言でいうと日本のすべてのメンヘ◯の心を代弁していた歌手です。
というと、熱狂的なファンの方及びご本人は大激怒すると思いますが、とにかくなんていうか彼女は技術とか音楽性とかいったものを超越したところに立っていた歌手なのです。わたしは彼女を歌手というよりは、「歌」という媒体を使った憑依型の表現者、というふうに見てます。

わたしは彼女の音楽というよりは彼女の生き様に惹かれるものがあって、ずっと彼女の活動を追わせていただいてました。
Cocco特集本なんかもその過程で手にしたものです。
で、引越のたんびに「手放せないものリスト」の上位にかちこんできた十年来のバイブルを今回あっさり手放してしまったのです。

念のため出品する前に読み返してみたりもしたのですが、なんていうか内容が頭に入ってこないんですよ。
当時自分が感じていた感情とかも甦るんですけれど、それも込み込みでもう受け入れられない自分がいたというか。
昔はCoccoさんがいうことすべて手放しで賛同していたのに、今はそうじゃない自分がいることに気付かされたのです。
これは、自分でも本当に驚きの事実でした。

もう何名かの方はお気づきかもしれませんが、わたしがこのブログとは別のpixivBOOTHというところで発表している「侵蝕恋愛」という物語は、ごくごく若い頃の自分の実体験を物語に落とし込んだものです。
といってももちろんそのままの形じゃないですよ。

わたしは当時、今でいうメンヘラでした。
で、そのことが消化不良のまんま何となく大人になってしまったことがずっと納得いかなくて、そういった自分の中の吹きだまりを編集、構成しなおしたのが「侵蝕恋愛」という物語でした。
ケイは「あのときこういう人が側にいたら心強かっただろうな」という動機で生まれたキャラですし、セイレンたんは自分の中のある面の象徴付けとして生まれたキャラでした。

最初は。

でも、自分の意志とは無関係に彼らがどんどん物語の一キャラクターとして一人歩きを始めるようになって、その頃からケイは理想の男性じゃなくなりだんだん嫌いになってきましたし、セイレンたんもどんどんつかみ所のない得体の知れないキャラクーになってきました。

で、そのことと今回Coccoの本を手放してしまえたことが無関係とは思えないのです。

「侵蝕恋愛」の出発点は、自分のなかにある「マイナスエネルギー」です。
それが、年々薄くなってきている感触があるのです。
だから、今、わたしは「侵蝕恋愛」が終るのが先かマイナスエネルギーが尽きるのが先か、という瀬戸際にいて、おそらくあと一〜二年で決着を付けないと「侵蝕恋愛」は完結させることができないんじゃないかと思ってます。

わたしはこれまで、自分の中のマイナスエネルギーが尽きれば、きっと何も表現できなくなるんじゃないかと思ってました。
前の「音速形而上少年」というブログを閉鎖したのも、皆に優しくされすぎてあったかい気持ちになるのが怖かったというのが本当の原因です。
あったかい気持ちになると自分は満たされるけど、その分「侵蝕恋愛」という世界観の精度が落ちてしまうんじゃないかというジレンマに襲われてました。

でも、マイナスエネルギーが尽きつつある今、表現したいことがないかというとそんなことはまったくなくて、逆に表現したいことがいっぱいあって、それは「侵蝕恋愛」を出し切るまでは皆さんに発表することはないだろうけれど、構想はたくさんあるのです。

で、結論として何がいいたいかというと、自分は死や自傷や憎しみ恨み、ちょっと特殊だった家庭環境で溜まっていた鬱屈、そういったことだけを表現するために創作活動をしていた訳ではないということ。
それらはトリガーにしか過ぎなくて、自分が表現したいものはもっとこう……違うものなのです。
そのことに気付いて、で、それを模索するのが今とても楽しいのです。

このブログのタイトルでもある「Fleurage(フルラージュ)」は、フランス語の古語で「花」という意味です。
これといってはっきりとした意図があって「花」というブログタイトルにしたわけではないんですけれど、自分の子どもの頃の夢は「花屋さん」になることでした。なんでかというと、花はそれぞれ自己主張がものすごいのに総体として見たときに全然喧嘩をしていないからです。
なんかそういうのが子ども心にすごいあって。それで花屋さんていいなあ、と。

花には色があって形があって匂いがあって、その中には憎しみや悲しみといった負の感情も含まれているんだと思います。
ただ手放しに「世界は美しい!」「ポジティブシンキング最高!」っていうんでもなくて、かといって「憎い、この世の中がとっても憎い、せや腹いせに手首切ったろ!」っていうんでもなくて、なんていうんですかね、そういう……
自分がマイナスエネルギーとは違う、別の動機付けの段階に差し掛かっているのは確かなんです。

そんなわけで、メルカリを通して一種の断捨離をしているわたしだけれど、断捨離にはそういった心を可視化する面もあるんじゃないかと思うというお話でした。
よければ皆さんの中二病的な面とか、どうしようもない心の声とかもお聞かせ願えると嬉しいです。なんで創作をするのかということも含めて。

ここまでおつきあいくださりありがとうございました。
2017-07-28 : ■雑記 : コメント : 14 :
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プロフィール

canaria

Author:canaria

イラストと小説でオリジナルの世界観を表現しています。上の画像はたらこさんがまたまた描いて下さったものです。今回はこちら方面から攻めてこられました。夢のコラボですね。ケイがとっても耽美で素敵です。瞳の色も設定の琥珀色を踏襲されてて感激しました。たらこさんいつもありがとうございます。初めましての方はこちらをどうぞ。

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Nymphe(ニンフェ)名義の本家HPです。ここを見て興味を持って頂けたらこちらも覗いて頂けると嬉しいです。

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『侵蝕恋愛Ⅰ紅き瞳の双花』
この世に居場所のない二人は、互いに何を求め、何を互いに見出したのか。
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『侵蝕恋愛Ⅱ蜜月』
ケイは路地裏で出逢った両性具有の少女の「片割れの性」に溺れ込むーー。
『侵蝕恋愛Ⅲ孤児院日誌』
ファーンは明け方の海で亡き母に瓜二つの少女セイレンに出会うーー。
『侵蝕恋愛Ⅳ恋人たちの契約』
一冊の手記がケイを過去へとからめ取るーー。
hyoshi_7.jpg『侵蝕恋愛Ⅴ歴史の花冠』『太陽の家』でケイが見たものとは。

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素敵な作品をありがとうございました。
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