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new_01_red.gif①テンプレートとカテゴリの見直しをはかりました。
②ご用のある方はこちらからどうぞ→mail_02_bla.gif

しろわんころ様




しろわんころ様/シロクロ喫茶店(別館)



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こちらは、数年前に初めて頂いた作品だったかと思います。
嬉し過ぎたのを覚えております。
ケイの表情がすごく好きです。







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上記の二枚は、同時に頂いた記憶がございます。
しろわんころ様のイラストには表情に物語性があってすごく好きです……。





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管理人がまだ断片的な小説を書き散らかしていた頃に、
わたしの拙い描写から描き起こして下さったものです。
しろわんころ様のイラストのお陰で世界がどんどん広がっていきました。






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こちらは、つい最近頂いたものです。同じく、管理人の拙い描写から
登場シーンが少ないレイラをこんなにも美しく神秘的に形にして下さいました。
波紋や青のイメージカラーまでイメージ以上に美しくて惚れ惚れです。









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拙作『fourteen years old 侵蝕恋愛 side story』でのケイをイメージして
描いて下さったそうです。
空気感が画面から立ち上ってくるようです……!
視線や〈月の花〉にも何ともいえない物語性を感じました。
ありがとうございました!
2016-01-02 : 頂きもの : コメント : 0 :
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なによし様




吉間 なによし様/つらつら椿



確かなによしさんがデジ絵を始めたばかりの頃に、「ブロガー様へ捧ぐイラスト詩」
シリーズで頂いた作品だったかと思います。
こちら、素敵な詩まで付けて頂きました……。



「金糸雀のさえずり」

その美しき歌声は
聴くものをみな 魅了する
愛玩用の飼い鳥は
今日も私を手懐ける

例えるならば この歌声は
麻薬のように渇望させる
その美しくも神秘の声は
この平坦な自室の中を
深海の楽園へと変えるのだ

私の体は 深海に沈み
深みにはまって戻れない
このまま声を聴き続けたら

だが、それでも渇望している

美しき金糸雀を



カナリア:美しき声で鳴く飼い鳥。愛玩用の品種が多い。







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こちらもわたしの拙い描写から、登場人物の繋がりを臍の尾に
見立てて描いて下さったイラストです。
こちらも詩がございます。



「双つ華」


月の光は神々しくも人を狂わせ魅了する

その瞬きは遥か遠く 深海にすら到達しては

禁忌の薗<その>で交わるべく 双華は蜜を滴らせ

頑なな男の結び目は するすると紐解かれていき 

双華の胎から男の臍へ 紅い緒のように繋がっている

楽園では二人きり 見果てぬ愛は静かに綻ぶ








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管理人が体調を崩した時にお忙しい中描いて下さったものです。
ケイの本質みたいなものを汲み取ってくださった、繊細で寂し気な雰囲気がすごく好きです……。
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嬉しかったので後日セイレンを描き足して勝手ながらコラボさせて頂いたものです。
なによしさん、その節は本当にありがとうございました。





5.png
こちらは確か、Twitterにて頂いた作品だったかと思います。髪の毛の艶の美しいこと……。
彼岸花、鎖、衣裳などすべてのアイテムがセイレンのイメージにぴったりです……!
細い足も綺麗です……。


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管理人が同人活動を始めてから、イメージを膨らませて描いて下さった二人です。
耽美的な雰囲気や二人の妖しい心情みたいなのをものの見事に表現して下さいました。
この頃もお忙しかったんじゃないかと思うのに、本当にありがとございました。
2016-01-03 : 頂きもの : コメント : 0 :
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ダメ子様



ダメ子様/ダメ子の鬱

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以前ブログをお別れした時にダメ子さんが描いてくださったケイです。
作中で出てくる『月の溜息』という飲み物を持ってくれています
ちょっと控え目な笑顔がすごくケイっぽいです。
タッチとか、ダメ子さんの絵すごく好きです。
ダメ子さん、その節はありがとうございました。
2016-01-03 : 頂きもの : コメント : 0 :
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あさぎ様


あさぎ様/とりあえず、書いてみたヲタブログ



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こちら、何と二つとも手作りです……!
イベント会場でお会いした際、そのお礼にとわざわざ作って送ってくださったものなのです……






すごいクオリティ……。
お気づきかと思いますが、セイレンたんの髪の色からこのお色を選んで下さったそうです!





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こちら、ビーズアクセサリー
侵蝕恋愛中に登場する、紅い指輪のイラストから連想して作ってくださったそうです!
ソアラっぽい配色ですね……!





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「carat!」創刊をイメージして作成して下さったそうです。
ハートを運ぶチャーム=創刊に関わる人たちの思いを運ぶ……
というイメージだそうです。ビーズの彩りも素敵ですね !





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ハンドメイド(手編み)ペットボトルカバー。
すごく細かい編み目です。すごいですよね。
こちらの作品ですが、管理人が編集を務めさせて頂いております
web季刊誌「carat!」にて企画にご参加頂いた際記事内にてupされていたものです。
なんと企画参加後お譲り下さる(!)ということで譲っていただいたのです///
その他にもこれまであさぎさんが作ってこられたアクセなども譲って頂きました。





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ミサンガとビーズのネックレスです。
ウッドビーズのミサンガは特に秋にぴったりですね。
2016-01-04 : 頂きもの : コメント : 0 :
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泉 坂様



泉 坂様/真空坂流線型クラブ


0514 のコピー
耽美系のイラストが好きな管理人にとって、泉 坂さんの描かれるセイレンはまさに理想型です。
人間という枠を越えた神秘性がすごい出ていると思います……!





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こちらも、同じくセイレン。
首元の飾りとか、黒い服とか、自分が「こうだったらいいなあ」というセイレンがまさにそのまま表現されていたので驚かされた記憶がございます。
どうやったらこんな造形が浮かぶのか……
とっても素敵です。
泉 坂さん、その節は本当にありがとうございました。
2016-01-05 : 頂きもの : コメント : 0 :
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たらこ様




たらこ様/めざせ!脱サラ漫画家



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●殺し屋デスさんのキャラクター性(笑)とノアやセイレンの関係が
見事にはまってますね♪







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●同じくたらこさんより、友情の印としていただいた(かっさらってきた)
素敵コラボイラストです!
それぞれの皆さんの特徴を捉えつつ、たらこさんらしさが出た
かっこいいコラボイラストです♪
2016-01-06 : 頂きもの : コメント : 0 :
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【告知】 webアンソロジー季刊誌「carat!」創刊します


この記事は常にTOPに来ます


創作活動をされる方々の相互活性化を図る為 webアンソロジー季刊誌「carat!(カラット)」創刊します

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2016-01-12 : web季刊誌「carat!」 : コメント : 36 :
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「scriviamo! 2016」参加作品

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「Scribo ergo sum」の八少女 夕さん主催「scriviamo! 2016」参加作品です。
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昨年末、夕さんと同時期にパン作りを再開した嬉しい偶然と、ザッカ様への愛と夕さんへのリスペクトがごっちゃになって気が付けばこんな形に結実していました。

ザッカ様というのは、夕さんの長編小説、「森の詩 Cantum Silvae - 貴婦人の十字架」に出てくるルーヴラン王国の宰相で、フルネームをイグナーツ・ザッカ、元聖職者という経歴を持つ登場人物です。
実際は壮年の、もっと深みと哀愁のある落ち着いた感じの男性なんですけれど、《氷の宰相》の異名からわたしはすっかり長髪の美形キャラとして脳内変換して読んでました。(カミングアウト)夕さんすみません。
「森の詩 Cantum Silvae - 貴婦人の十字架」はその華やかで緻密な世界観からたくさんの方からファンアートが寄せられているんですけれど、そこにわたしの絵が並ぶと水を差してしまいそうで、それなら……ということで、思いっきりパロにしてみました。

ということで、この四コマは、二次創作……というよりは、管理人の脳内漫画日記としてお読み頂いたほうがよいかと思います。
あの、皆様の心の衛生上(切実)。

夕さん及び夕さんのファンの方々本当にごめんなさい。
もう二度としません。
けど描いててすごく楽しかった……。

彼は「主人公」ではないんですけれど、「森の詩 Cantum Silvae - 貴婦人の十字架」の一角を確実に担っていた人物なのですよ。

ザッカ様大好き。
レーズンパン、お口に合うかどうか分からないけれど、届いているといいな。
2016-01-20 : 企画参加作品 : コメント : 6 :
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蛇屋敷


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さて、「carat!」参加作品、管理人は「蛇屋敷」というこの短編での参戦です。
このお話は、2009年頃、漫画家を目指していた頃に投稿用に切っていたネームを小説に書き直したものです。これを「Gファンタジー」に送ろうとしていたのだからおそろしい。
オチねーよ! という感じのお話なんですが雰囲気だけでも楽しんで頂ければ幸いです。
お暇つぶしにどうぞ





【8月9日】
『蛇屋敷』。
 に棲む彼女に恋をした。
「これ……読んでください」
 蛇屋敷の柵越し、手紙を渡した。
 彼女は一瞬目を見開き、
「ありがとう」
といった。
 背中を向け、振り向きざま、
「またこの時間にお会いしましょう」
と微笑んだ。
「はいっ」
 勢いよく返事した僕の声は、蝉の鳴き声を掻き消してしまうほど素っ頓狂なものだった。
 彼女の黒髪が門扉の向こうに消えていった。


【8月10日】
「お手紙読ませていただきました」
 昨日と同じ時間、僕たちは再び蛇屋敷の柵越し、向かい合っていた。
「貴方のお気持ち、とっても嬉しかった……」
 漆黒の睫が頬に落ちる。「こんな私でも、想ってくださる方がいるなんて……」
「あのっ、貴女は充分魅力的ですっ!」
 伏せた瞼が寂しそうで、僕は思わず喚き立ててしまった。「あ……その……、見た目だけでなくて、立ち居振る舞いとか、雰囲気とか、仕草とか……」
 って、これも見た目か……。
 失言だったかと思い、いい淀んでしまう。なおももごもごと口ごもる僕に、彼女は、
「これから私たち、たくさんのこと知り合えたら素敵ね」
 と微笑んだ。
 そういう彼女の笑顔は、やはり少しだけ寂しげなものだった。


【8月11日】
「今日、少しどこか出かけませんか」
 出会ってから三日目。
 僕は勇気を振り絞って彼女を外出に誘ってみた。けれど彼女は、
「……ごめんなさい……」
と、明らかにいい澱んだ後、瞳を逸らしながら続けた。「家族の者が、皆留守で……、家から出られないの」
 なんだ、そんな理由か、と思った。それなら仕方ない。嫌われてるんでなければ、それでいい。僕は逆に安堵した。
「……僕は貴女とこうやっているだけで幸せですから」
 彼女の心境を窺うように、上目使いで見遣る。彼女の白皙(はくせき)に朱が差した。そうすると、意外なほどに親しみやすさを覚える。
 僕は彼女の頬を掌で包んだ。
「また明日……来ます」


【8月12日】
「そう……それで『蛇屋敷』って呼ばれてるんだ……」
「ええ……」
 手紙を渡してから四日目、同時刻。僕たちはやはり柵越し、言葉を交わしていた。
「あ、ごめん」
「まあ、何が?」
「いや、だって、『蛇屋敷』って、邑(むら)の人達から呼ばれてるなんて、不愉快だろう?」
 彼女は朗らかに微笑んでみせた。
「先祖代々、敷地内の井戸に棲む『白蛇様』を祀っているから『蛇屋敷』。わかりやすくていいわ」
 その表情は、不思議と普段感じる寂しさを感じさせないものだった。
「貴女はその蛇神様を見たことがあるの?」
 僕は若干の好奇心にかられて尋ねてみた。
「……一度だけ」
 一度だけ、と彼女がぽつりといった。
「白色の鱗がとっても美しい……、目にも眩い白蛇だったわ」
 柵を掴む手にぎゅっと力を込める。錆びた門扉に、彼女の指の細い関節が痛々しいほどだった。
 白蛇様じゃないけれど、彼女もとても白い……。
 僕は眩しさから目を逸らすように、それとなく顔を夏空に向けた。
「でも、どうして井戸を棲処にしてるのかなぁ。その蛇神様は……」
 お社の中とかのほうがそれっぽいのにね、と僕は軽口を叩いてみせた。
「閉じ込めて、出さないため」
「え」
 彼女にしては硬い感じの声が、異質だった。
「そうやって……つないでいく」
「……」
 それは、「命を繋いでいく」という意味なの、それとも「井戸に繋ぐ」という意味なの。
 僕は尋ねようとして、けれど彼女の揺れる黒髪がいつになく儚気そうに映って見えて、口を閉ざした。


【8月13日】
「はい」
「まあ、綺麗……」
「小ぶりだけど、鮮やかな橙色でしょう。貴女の気持ちが明るくなればいいなと思って」
 同時刻。
 僕は普段から山中で見かける名も知れぬ花を彼女に渡した。


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「僕」が渡したのは、この花

「昨日、何だか少し元気なさそうだったから……」
 彼女の頬に陽光が揺れる。僕は光の乱反射をかいくぐるように、彼女の黒髪に腕を伸ばした。
 花を挿す。
 黒髪に橙の対比が眩しかった。
 彼女の瞳が花を追って目尻に寄る。
 僕はその隙を縫って、彼女の顔を捉えた。
 僕が手紙を渡して五日目。
 僕たちは口づけを交わした。
 僕たちの足下で、蝉が腹を見せながらもがいてた。


【8月14日】
「貴方に昨日頂いた花、もう枯れてしまったの。花瓶に挿していたのに……、ごめんなさい」
 そういう彼女の顔はとても悲痛なものだった。申し訳なくて仕方ない、というふうに眉を寄せている。
「そんなの、貴女が謝ることじゃないよ」
 僕は柵の向かい側から彼女の手を取った。
「僕が適当に引っこ抜いてきたからいけなんだよ。そこでしか咲けない花ってあるらしいから……」
「そこでしか、咲けない花……」
 そういう彼女の声は、問いたげなものだった。
「うん、山野草(さんやそう)っていうのかな。その花、山の中でしか咲かないんだ」
「……」
 夏の生温い風が彼女の髪を攫っていく。
「あの花は……そこでしか咲き誇れないのね。その場所でしか、生きることができない……」
 黒髪に掻き消されて彼女の表情がよく見えない。
 夏の盛り。
 けれど、蝉の鳴き声は、もう、聴こえない。


【8月15日】
 僕たちが出会ってから七日目だった。
 それは突如訪れた。
「お入りになって」
 と、彼女が僕を門扉の内側に招き入れた。
 僕は恐る恐る、彼女と連れ立って屋敷の庭を練り歩いていった。
 これが蛇屋敷……。
 けれど邑(むら)の人々たちの噂話とは裏腹に、蛇屋敷の内側は、意外なほどに清々しいものだった。
「綺麗に手入れされているんだね」
 彼女とこうして並んで歩くのは初めてだったから、何をしていても楽しかった。彼女は特に言葉を発するでもなく、微笑みを称えながら僕の他愛ない話に耳を傾けてくれていた。
 庭の趣が変わってきていることに、だから僕はしばしの間気づかなかった。
「……」
 雑草一つなく整然と整えられていた表の庭園に反して、そこはあからさまに荒れ果てていた。冷え冷えとしているのは日当たりが悪いからだろう。おまけに日照不足に便乗するように湿気っていて、如何にも陰気臭い。
 異様な佇まいに思わず息を呑んでしまったのも束の間、彼女が僕をこんなところへ伴ってきた理由はすぐに判明した。
「井戸」
「え」
「……いつかお話した……井戸。蛇神様の……」
 彼女が指指した方向に目を見遣ると、確かに草に覆われ盛り上がった、井戸と思わしき形跡が認められた。
「ああ、これのことなんだ……」
 想像していたのと違う様子に少しだけ戸惑う。祀っている、という語感から、もっと仰々しく飾り立てられていると思ったのだ。それこそ注連縄なんかで囲ったりなんかして。
 けれど実際は、粗末ともいえぬほどにただ、そこに放置されているだけだった。
 冷気に浸された裏庭が、けれど次の瞬間、そこだけ夏が充ちたように熱を増す。
「え……な、にを……」
 彼女が……。
 彼女が、突如衣服を脱ぎ払ったからだった。
 夏になったのは、僕の血潮だった。
「私の身体には、『性』がありません……」
 俄には信じ難い告白に、けれど僕の身体は彼女の抜き身の姿に釘付けになる。
 まっすぐな胸に凹凸に乏しい身体の線。
 確かに女性とはいい難い。
 けれど白々と濡れた光を放って……。
 僕はふらふらと、吸い寄せられるように、彼女の裸身に近づいていく。
「それでも、それでも、私は貴方を愛しています」
 僕も愛しています、と応えたかったけれど、目の前の身体の磁力は僕から言葉を奪うものらしい。
 僕は夢中で彼女の身体を手繰っていった。
 そうして僕は、彼女の正体を悟った。
 彼女の身体には「性」がない代わりに、小さな貝殻みたいな鱗が下腹部にびっしり張り付いていたのだ。
「君が白蛇様だったんだね……」
 彼女の頬から涙が落ちる。
 いつしか僕の爪に、指に、腕に、肩に、首に、鱗が生えていって、彼女の命が僕に『繋がれて』いくのが、わかった。
 彼女に繋がれた僕の身体がこの上ない快楽に満たされていく。
 最期の瞬間に、彼女の瞳を捕えた。
 僕はその寂しそうな瞳を脳裏に刻みつけた。
 しゅる、と、僕たちの身体が井戸の底に吸い込まれていった。


【8月9日】
 蝉の鳴き声が聴こえる。
 喧噪が、井戸の底にまで響いてくる。
 聴覚とは別のところで、僕は外の気配を捉えていた。
 僕はもはや「僕」と呼ぶべき身体も意識も、『資格』も失っていた。
 代わりに新たな「私」を得た私は、歴代の「私」と愛を囁き合う。
「あの屋敷、蛇屋敷って呼ばれてるんだって」
「怖いよなっ」
 子供達の元気な声が聴こえる。
「……けど、あすこ、すっごい綺麗な人、いたよ……」
 騒いでいた子供達とは別に、おとなしそうな男児の声が脳裏に届く。
「私」は井戸の底で微笑む。
 次の「私」がここにやって来るのはいつのことだろうか。
 私は連綿と続く「私」と恋をする。


2016-03-09 : web季刊誌「carat!」 : コメント : 18 :
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webアンソロジー季刊誌「carat!」Vol.1 創刊号


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表紙チャーム作成者様(とりあえず、書いてみたヲタブログ/あさぎさん)
ダイヤモンドのチャームは「carat!」のイメージで、ハートを運ぶ羽根のチャームは
創刊に関わる人達の心を運ぶ……
というコンセプトでそれぞれ作成してくださったそうです。
ビーズの彩りもとても綺麗ですね。あさぎさん、このたびは本当にありがとうございました
!


大変長らくお待たせ致しました。
ついに「carat!」創刊です。
ご参加下さった皆様、お声がけ下さった皆様、本当にありがとうございました。
以下、参加作品です。
敬称略、ご参加順に記載させて頂いております。

「GH1898年~黄昏の母の為のパヴァーヌ~」
(LandM創作所/LandM)

「ニートのニイナ」
(優しさ12mg/あけみ)

「一度宙を舞った薄力粉は、爆発もするんだぞ!」
「走れジ○リィ」
(すべりやすくなっておりますのでご注意ください/はづち)

「254」(前編)
「254」(後編)
(Debris circus/山西 左紀)

「春、いのち芽吹くとき」
(scribo ergo sum/八少女 夕)

「イルクート神話序章―黎明 」
(ASDポンチのアウトサイダー日記/ponch)

「春讃歌」
(椿は ぼとりと 地に墜ちた/フラメント)

「いずみざかの靴置き場」
(真空坂 流線型クラブ/泉坂)

小説『花心一会』 第十三会「その、花の香りに包まれて」
(Court Café BLOG/TOM-F)

「アクセサリー」
(ダメ子の鬱/ダメ子)

「蛇屋敷」
(Fleurage(窓口)/canaria)
さて、 以下は管理人の編集後記もどきです。

【編集後記】
改めまして、このたびは皆様お忙しいなか、拙ブログの企画にご参加下さり誠にありがとうございました。
当初は自分一人だけの参加も辞さない覚悟だったのですが、予想以上にたくさんの方々にお声がけいただき、管理人自身が一番驚かされております。

「carat!」は季刊誌です。
なぜ季刊誌なのかと申しますと、諸事情により気軽に年四回の「COMITIA」に参加できなくなってしまった管理人が、自分を振り返る「節目」が欲しかったからです。
それを広がりのあるものにしたくて立ち上げたのが「carat!」なのですが、皆様におかれましても「carat!」がご自分を振り返る「節目」になってもらえていたら嬉しいです。

「carat!」は参加型企画なので、皆様お一人お一人のご意見が「作品」です。
ご意見・ご要望等ございましたらご遠慮なくお声がけくださいね。
今回の表紙も、まさかの嬉しいサプライズによりあさぎさんのチャームがお目見えです。
ありがとうございました。

さて次回「carat!」vol.2 夏号6月22日(水)発刊予定です。
〆切は6月10日(金
また、末文になりますが、管理人の見込み不足により、若干の規約変更を迫られております(汗)すみません。そちらも追って詳細をお知らせさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

この度は皆様作品制作お疲れ様でした。
そして本当にありがとうございました。
canaria
2016-03-20 : web季刊誌「carat!」 : コメント : 21 :
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プロフィール

canaria

Author:canaria

イラストと小説でオリジナルの世界観を表現しています。時々COMITIAに出たりもします。初めましての方はこちらをどうぞ。
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HP

Nymphe(ニンフェ)名義の本家HPです。ここを見て興味を持って頂けたらこちらも覗いて頂けると嬉しいです。

電子書籍

pixivBOOTHにて
無料ダウンロード頒布中。

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『侵蝕恋愛Ⅰ紅き瞳の双花』
この世に居場所のない二人は、互いに何を求め、何を互いに見出したのか。
160704_1.jpg
『侵蝕恋愛Ⅱ蜜月』
ケイは路地裏で出逢った両性具有の少女の「片割れの性」に溺れ込むーー。
『侵蝕恋愛Ⅲ孤児院日誌』
「わたし、あなたと忍ぶ恋をするのね?」 ファーンは明け方の海で亡き母に瓜二つの少女セイレンに出会うーー。

外部リンク



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webアンソロジー季刊誌「carat!」(※休刊中)

素敵な作品をありがとうございました。
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20160924_1.jpgwebアンソロジー季刊誌「carat!」Vol.3 秋号
20160924_2.jpgwebアンソロジー季刊誌「carat!」Vol.4 冬号

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