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new_01_red.gif①pixivBOOTHにて「fourteen years old 侵蝕恋愛 side storyⅠ」ダウンロード頒布開始いたしました。②pixivBOOTHにて「侵蝕恋愛Ⅴ 歴史の花冠」ダウンロード頒布開始いたしました。
③ご用のある方はこちらからどうぞ→mail_02_bla.gif

マイナスエネルギー2

前回のマイナスエネルギー1の記事ではたくさんの方にご反響いただいた。
やはり皆さんそれぞれ思うところがあるようで、こういった爆発力や推進力といったものは、ある一定の時期を境に落ち着いてくるものなのだと思った。
で、そんな中にあって、「canariaさんがそんなになって寂しいです、心細いです」といった旨のお便り(?)をいただいて、自分の活動をそうやって見守って下さる方がいらっしゃるのはありがたいことだなぁとしみじみ思う反面、ちょっと言葉足らずな部分がるようだと思ったので、この間の記事に加筆することにする。

まず結論からいうと、創作意欲自体はまったく衰えていない。
あの書き方だと、わたしが現実の生活に満足して身も心も丸くなり、さも創作する必要を感じなくなったかのように見えるのだろうけれど、それはあくまで「動機付けの一つとしてのマイナスエネルギー」が衰退したという意味であって、今はそれに代わる新たな動機を模索中なのである。

マイナスエネルギーという言葉がまた誤解を招く要因なんだと思うんだけれど、わたしがここでいうマイナスエネルギーというのは、ごくごく個人的な体験や経験から派生したものを指す。
わたしでいうと、面倒くさい家庭環境で培われた捻くれた考えや鬱屈だ。
そういったものを、創作を通して表現していた。

で、侵蝕恋愛だったり千年相姦だったりを通してそういったものを発散し尽くしているとさすがにネタ切れになってきて、ネタ切れというのはつまりわたしの心の傷が溶解したというサインでもあるのだと思う。
だけどネタ切れになるほどマイナスエネルギーを垂れ流しまくっているにも関わらず、自分の心の奥底には耐えず満たされない想いがわだかまっていて、わたしが幼少期の頃から感じているこの心の飢えみたいなのは、家庭環境で培われたものでなく、どうやらもっと別のところからくるものであるようだという考えが頭をもたげてきた。
マイナスエネルギーは年々穏やかになるのに、この「飢え」は年々強くなっていく一方なのである。

飢え、と表現したけれど、マイナスエネルギーが海の上に突き出ている氷山なのだとしたら、この「飢え」は、海に埋もれている氷の土台に例えられるような気がする。
マイナスエネルギーという、個人の体験や経験から派生した、ある種「不純物」を切り崩したことで、それを上回るマイナスエネルギーを発見したという気分だ。

突き出ている氷山はあと少しで、だからこそその切り崩し作業は慎重に行わねばならない。

実はここ二ヶ月ほど「侵蝕恋愛」の執筆を(敢えて)ほっぽりだしていた。
「未完成の傑作より完成した駄作」をモットーに、言葉をこねくりまわそうと思えばいくらでもこねくり回せそうなものなんだけれど、敢えて自分に冷却期間を課したのである。
四巻、五巻と続けて出したせいか、エネルギー切れにもなっていたのもあった。

で、パワーが重鎮してきたのか、そろそろ六巻の執筆に戻ろうかという気になってきた。

けれど依然悩みは尽きない。
セイレンたんがダークホースのような気がするのだが、果たして。

そんなこんなで、水面下ではいろいろ足掻いているので、不安に思わないでいただけると嬉しいです、某様(笑)

他にも、水面下でいろいろ準備中なのですが、それはまた別の機会に。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
よければ皆様の心の声もお聞かせくださいね。
2017-08-23 : 雑記 : コメント : 0 :
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『千年相姦』三章 クルルーの手紙 シロツメクサの花冠(4/4)

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四回に分けてお送りしてきたクルルーの手紙ラストです。
パパをめたくそ言っていたり、これでもかとばかりに自虐と皮肉のオンパレードだったクルルーですが、彼が結局この手紙で伝えたいのはこのことでした。
クルルーがチコへの想いに答えを出しています。
四章『レフィナの感想』に移行するその前に、クルルーの手紙をお納めください。
それでは、どうぞ。


【今回登場する登場人物】
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クルルー(17歳)


三章 クルルーの手紙 シロツメクサの花冠(4/4)


 ねえ、チコ。
 僕、正直いうと、あのとき、あのとき、っていうのは、君とコロンのパパが抱き合っていたときのことなんだけど、ちょっと、いや、かなり昂揚していた。
 実は……、ってやっぱりいいや。
 こんな尾籠なこと、わざわざ書き残すことないね。君にばれないように物置から出てくるのが大変だった。ま、そういうこと。
 僕の切望していることが再現されている、って思ったんだ。血の繋がった親キトゥンと、仔キトゥンが、抱擁し合っている、それも、危うい形で……。君にしては、おとなしかった、あのときの様子、……。それは、君自身が本当の意味で苛まれていたからなんじゃないかな。パパの物いわぬ「求め」に対して。もっというなら心が犯されてしまいそうな恐怖っていうか。僕は雄だから、雌の気持ちは想像することしかできないけれど、コロンのママがコロンのパパだけにすべてを捧げていたように、実は君にもそうしたいと思う一面があったんじゃないか。
 僕はそんなふうに思ったんだ。
 そうして僕は、あのとき初めて、どんなに君が振り乱れていようと、僕は一度だって君の心に僕の欲望を注ぎ込むことなんてできていなかった、っていうことに気付かされてしまったんだ。
 そう、君は、本当の意味で僕に心を傾けていなかった。
 あれは、身体の快楽に火を注いでいただけの交配に過ぎなかった。だけどいくら昂揚していたとはいっても、僕が君のパパ役を努めていた時点で、僕の直接的な影響力なんて高が知れているよね。君の頭の中ではあの「パパ」が再現されていたんだろうし、僕だって……。
 だけどあのとき、コロンのパパと君が抱擁しているときに初めて気付かされてしまったように、今また初めて気付かされたことがある。
 一度あることは二度ある、って、本当だね。
 チコ、君のことが好きだった。
 君に、恋をしていた。
 いつのころからか、僕は君の喘ぐ姿の中に「君自身」を見いだしていた。君自身に欲情していたんだよ。
 今さらだね、こんなこと。
 だけどこんなこと、らしくないというのもわかっている。
 君だってこんなのは受け入れがたいと思っていることだろう。
 だけど、安心して。
 僕、本当の本当の本当にいいたくないことは、徹底していわない主義なんだ。
 まあ、この手紙に端々にでも、それは感じられたでしょ。
 だから、君に恋してはいたけれど、「文字に残す」程度には、秘めたるべき思いでもなかったってこと。
 けど、直接君にいうのは気が引けたから。
 っていうか、矜持が許さなかったから。
 僕みたいな根性のひねくれた雄が矜持も何もないけどさ、「駆け引き」に負けた気がしたみたいなのが、嫌だったんだ。
 だけど、君の勝ち。
 今までありがとう。
 それからこれ。
 頑張って作ってみたんだよ。
 シロツメクサの花冠。
 君の黒髪に映えると思ってさ。
 で、本当はこれで「ユビワ」を作っていようとしていたことは、ここだけの秘密。失敗したんだ。つまりその程度の思いってこと。
 ユビワって知ってる?
 神様であるニンゲンが創ったものとだけ記しておく。
 今までありがとう。
 じゃあ。

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僕が恋したチコへ クルルーより


次の更新は9/1(金)を予定しております。

2017-08-15 : 小説・「千年相姦」 : コメント : 18 :
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『千年相姦』三章 クルルーの手紙 シロツメクサの花冠(3/4)

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前回に引き続きチコへ宛てたクルルーの手紙3/4です。
前回パパのことをメタクソに言っていたクルルーですが、なんでパパの内情にここまで詳しいのかその理由が語られています。クルルー、影でこんなことしてたんか……。覚えていらっしゃるかどうかわかりませんが、二章『クルルー様の冒険譚』でママとクルルーが家事を終えた後、二匹で沐浴に行くシーンがあったかと思うんですが、その裏にはこんなカラクリがありました。
それから、クルルーの「初めての相手」ですね。そのことについても触れてます。クルルーの初体験の相手はコロンじゃなくてこの人でした。
この二匹が築いていた、そこはかとない「共依存」の匂いを感じ取っていただければと。
クズ……クルルーの語りを引き続きご覧ください。それでは、どうぞ。


【今回登場する登場人物】
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クルルー(17歳)


三章 クルルーの手紙 シロツメクサの花冠(3/4)


 ああ、なんでこんな詳細を知っているのかっていうと、それはまあ、毎晩折に触れて話をしていたとは思うんだけれど、「月夜の散歩」中に、コロンのママが自分からぺらぺら喋りだすからなんだよ。あの時間帯に一匹で入浴に来るのはわかっていたからさ、興味もあって近づいてみたわけ、まあ、それなりに時間をかけて、ではあったけれど。コロンのママは一見柔和そうだったけど、警戒心が半端なく強かったから。けれど、ああいうところが逆に雄の心を駆り立てるんだ。『背後』からそういったら、コロンのママ、頬を羞恥に染めていたっけ。わかりやすい雌だった。そうして仔キトゥンを産んだ雌の身体って、癖になるんだよね。この感覚を君にも教えてやりたいよ。教えたか。間接的な方法で。君の指を口に含んでやってたあれ、コロンのママを再現していたつもりなんだ。いうのを忘れてた。
 ここの村のキトゥンは、ほんと、よそ者に対して護りが甘いんだよね。ニゲルも、……あいつ、お喋りなんだよ。のべつまくなし、会うたびに聞いてないことまで話してくるからさ、適当に相手してやっていたわけ。「君みたいな美しいキトゥンは見たことがない」っていわれるたびに、苛々させられていたものだ。
 ……誰がなんといおうと、僕は美しくも優れてなんかもいない。
 それは、今回の事態(※管理人注/ニゲル大木壁ドン突き落とし事件)だって、そのことを証明している……。
 僕は、醜い。
 中途半端な被毛の色も、僕のひねくれた根性をそのまま体現しているかのような折れ曲がった鉤尻尾も……、すべて、すべて。
 君のような、完全な黒色をしたキトゥンになりたかった。
 だから、僕の理想を体現したような、黒い髪をした君にこんなにも心惹かれてしまったのかもしれないね。初めて見たときから、初めて会った気がしなかった。まるで何年も前から知り合いだったみたいに、僕たちはすぐに気心が通じ合ったね。
 って、身体のほうが先だったけど。
 あのときは驚いたなあ。
 何せ、伏せっている僕の上にいきなり跨がってきたんだから。おかげで僕の『病気』が治ったわけなんだけれど。けれど、あんな強制的な形で自分の病気の正体を悟らされてしまうなんて、君も相当意地が悪い。
 交配に慣れてきたころに、君を極限まで追い込むような交配をするようになったのは、君に仕返しをする意図もあったんだ。
 だけど、僕の下で喘ぐ君を見ながら、ああ、君もなんだかんだで雌なんだな、って思わされたものだったよ。
 君にあんな一面があったなんて。
 ほどけた包帯から血が滲み出ていた。
 あんなの、僕じゃなきゃ興奮しないと思う。
 それは、多くの「お友達」に「引かれていた」わけだよね。だけど僕には自負があったよ。君のそうした「傷」を受け入れてあげられるのは僕しかいないって。なんでかな、手に取るように、君の求めていること、表面的な事象に隠されて埋もれていることの本質のようなものが、わかってしまうんだ。君が交配中に腕をかきむしるのが好きだったのは、それくらい激しく自分だけを見てほしい、っていう心の声だったんだよね。決して、多くの「お友達」がいっていたように「嫌がらせ」だったわけでも「あてつけ」だったわけでもない。ただ、その表現方法がねじ曲がっていただけで。
 〈千年森〉には年月を重ねすぎてねじれた樹木がいっぱいあったから、そのせいもあったのかな、君のねじれなんてそれに比べたら大したことないよ。上には上がいるものだ、例えば、〈千年森〉を創った人、とかね。
 そうそう、君がいうように、よく聞くお伽噺の一つだよ。『千年森の主』。有名なお伽噺だよね。神様たる「ニンゲン」が一人で住んでいるっていう。そう、僕はその「ニンゲン」に育てられたんだ。
『あんた孤独すぎてとうとうそっちの方向にいったのね』
っていう君の言葉は、あながち外れていないかも。
 そうだよ、チコがそういうならそういうことにしておいていいかなって僕は思ったんだ。あまりむきになって君の機嫌を損ねるのは嫌だったし。交配中は、お互いに余計なことはもち込まない、っていうのが、暗黙のルールだったしね。
 僕たちは互いが互いに、お互いにないものを与え合っていたんだ。生まれてから今まで、長い年数をかけて生成されていった大きな形をした空洞を必死に埋め合っていた。
 もっとも、僕たちの空洞は貪欲で、埋めても埋めても今度は空洞のほうが膨張していく一方だったんだけどね。
 ホント、難儀だよね。カゾクに恵まれていないキトゥンっていうのはさ。


次の更新は8/15(火)を予定しております。

2017-08-01 : 小説・「千年相姦」 : コメント : 24 :
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メルカリ出品から見えてきたもの

前回のコメ返でも少し触れさせていただいたのですが、最近メルカリを始めました。
メルカリをご存じない方のために少し説明させていただきますと、メルカリっていうのはスマホからお手軽に個人で出品、購入できるっていう今日本で大人気(?)のフリマアプリのことです。
某リサイクルショップの買い取り額があまりに安いので(一円とか)、それよりはましかと思って何気ない気持ちで始めたのですが、登録した直後に商品一点お買い上げ、その後も購入が止まらず、結局一週間で一万二千円程の利益になるという盛況ぶりです。すごくないですか!?
まあ売るブツにもよるのかもしれませんが、しかしわたしが書きたいのはそんなメルカリ体験記などではありません。
メルカリ出品から見えてきたことを書きたいのです。

フリマですから、まあ、自宅にある不要なものを出品する訳です。
で、出てくるわ出てくるわ、捨てるには忍びないんだけれどお値段が付くのであれば手放してもいいかなと思える品の数々。
つけまから始まって衣服や靴など、最初はあまり興味のないジャンルから手放していったんですが、ネタが尽きてCDや本に移行する過程で気付かされたことがありました。

あ、自分、もうこの本手放せるや、と思って驚愕した本。
それは、Coccoが特集された音楽雑誌でした。

これも、若い方はもうご存知ない方のほうが多いと思うのでご説明させていただきますと、Coccoというのはその昔小室サウンド全盛期だったころ(だったかな?)、その裏でひっそりじっとり根強い支持を得ていた女性歌手です。現在も現役で活動していらっしゃいます。

Coccoさんはどういう歌手かというと、一言でいうと日本のすべてのメンヘ◯の心を代弁していた歌手です。
というと、熱狂的なファンの方及びご本人は大激怒すると思いますが、とにかくなんていうか彼女は技術とか音楽性とかいったものを超越したところに立っていた歌手なのです。わたしは彼女を歌手というよりは、「歌」という媒体を使った憑依型の表現者、というふうに見てます。

わたしは彼女の音楽というよりは彼女の生き様に惹かれるものがあって、ずっと彼女の活動を追わせていただいてました。
Cocco特集本なんかもその過程で手にしたものです。
で、引越のたんびに「手放せないものリスト」の上位にかちこんできた十年来のバイブルを今回あっさり手放してしまったのです。

念のため出品する前に読み返してみたりもしたのですが、なんていうか内容が頭に入ってこないんですよ。
当時自分が感じていた感情とかも甦るんですけれど、それも込み込みでもう受け入れられない自分がいたというか。
昔はCoccoさんがいうことすべて手放しで賛同していたのに、今はそうじゃない自分がいることに気付かされたのです。
これは、自分でも本当に驚きの事実でした。

もう何名かの方はお気づきかもしれませんが、わたしがこのブログとは別のpixivBOOTHというところで発表している「侵蝕恋愛」という物語は、ごくごく若い頃の自分の実体験を物語に落とし込んだものです。
といってももちろんそのままの形じゃないですよ。

わたしは当時、今でいうメンヘラでした。
で、そのことが消化不良のまんま何となく大人になってしまったことがずっと納得いかなくて、そういった自分の中の吹きだまりを編集、構成しなおしたのが「侵蝕恋愛」という物語でした。
ケイは「あのときこういう人が側にいたら心強かっただろうな」という動機で生まれたキャラですし、セイレンたんは自分の中のある面の象徴付けとして生まれたキャラでした。

最初は。

でも、自分の意志とは無関係に彼らがどんどん物語の一キャラクターとして一人歩きを始めるようになって、その頃からケイは理想の男性じゃなくなりだんだん嫌いになってきましたし、セイレンたんもどんどんつかみ所のない得体の知れないキャラクーになってきました。

で、そのことと今回Coccoの本を手放してしまえたことが無関係とは思えないのです。

「侵蝕恋愛」の出発点は、自分のなかにある「マイナスエネルギー」です。
それが、年々薄くなってきている感触があるのです。
だから、今、わたしは「侵蝕恋愛」が終るのが先かマイナスエネルギーが尽きるのが先か、という瀬戸際にいて、おそらくあと一〜二年で決着を付けないと「侵蝕恋愛」は完結させることができないんじゃないかと思ってます。

わたしはこれまで、自分の中のマイナスエネルギーが尽きれば、きっと何も表現できなくなるんじゃないかと思ってました。
前の「音速形而上少年」というブログを閉鎖したのも、皆に優しくされすぎてあったかい気持ちになるのが怖かったというのが本当の原因です。
あったかい気持ちになると自分は満たされるけど、その分「侵蝕恋愛」という世界観の精度が落ちてしまうんじゃないかというジレンマに襲われてました。

でも、マイナスエネルギーが尽きつつある今、表現したいことがないかというとそんなことはまったくなくて、逆に表現したいことがいっぱいあって、それは「侵蝕恋愛」を出し切るまでは皆さんに発表することはないだろうけれど、構想はたくさんあるのです。

で、結論として何がいいたいかというと、自分は死や自傷や憎しみ恨み、ちょっと特殊だった家庭環境で溜まっていた鬱屈、そういったことだけを表現するために創作活動をしていた訳ではないということ。
それらはトリガーにしか過ぎなくて、自分が表現したいものはもっとこう……違うものなのです。
そのことに気付いて、で、それを模索するのが今とても楽しいのです。

このブログのタイトルでもある「Fleurage(フルラージュ)」は、フランス語の古語で「花」という意味です。
これといってはっきりとした意図があって「花」というブログタイトルにしたわけではないんですけれど、自分の子どもの頃の夢は「花屋さん」になることでした。なんでかというと、花はそれぞれ自己主張がものすごいのに総体として見たときに全然喧嘩をしていないからです。
なんかそういうのが子ども心にすごいあって。それで花屋さんていいなあ、と。

花には色があって形があって匂いがあって、その中には憎しみや悲しみといった負の感情も含まれているんだと思います。
ただ手放しに「世界は美しい!」「ポジティブシンキング最高!」っていうんでもなくて、かといって「憎い、この世の中がとっても憎い、せや腹いせに手首切ったろ!」っていうんでもなくて、なんていうんですかね、そういう……
自分がマイナスエネルギーとは違う、別の動機付けの段階に差し掛かっているのは確かなんです。

そんなわけで、メルカリを通して一種の断捨離をしているわたしだけれど、断捨離にはそういった心を可視化する面もあるんじゃないかと思うというお話でした。
よければ皆さんの中二病的な面とか、どうしようもない心の声とかもお聞かせ願えると嬉しいです。なんで創作をするのかということも含めて。

ここまでおつきあいくださりありがとうございました。
2017-07-28 : 雑記 : コメント : 14 :
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『千年相姦』三章 クルルーの手紙 シロツメクサの花冠(2/4)

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前回に引き続きチコに宛てたクルルーの手紙です。
二章『クルルー様の冒険譚』で何名かの方がご指摘くださいましたが、パパの「一年に数度の商談の日」の裏にはこういうカラクリがありました。パパの名誉のためにいっときますが、パパが特別クズなんじゃなくてチコが特別美しい魔性の雌ってことなんですよ(笑)クルルーはそれを「悪魔の雌」と表現しています。それは行方不明の彼女のお母さんもまたそうであったということの伏線です。
それでは、どうぞ。


【今回登場する登場人物】
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クルルー(17歳)


三章 クルルーの手紙 シロツメクサの花冠(2/4)


 僕と出会ったころからそうであったように、多くの雄を虜にしてきた、その希有な美貌。小さな顔を縁取る短く切り揃えられた黒髪。君は「雌である幸せ」を否定するがために髪を短くしていたふしがあるみたいだったけれど、逆効果だったみたいだね。残念、僕は君のその、一見雄みたいにも見えるさっぱりした髪型が好きだったんだ。身なりに構っていないふうが、逆に君の美しさを強調していたんだよ。それって、本当に美しいってことだから。コロンのママを見てみなよ、ああいうのを「雰囲気美キトゥン」っていうんだよ。(※管理人注/雰囲気美人といいたかったらしい)素材自体はまあ、……悪い、ってわけじゃないんだけれど、まあ、凡庸な部類に入るよね。って、比較対照が悪いか。コロンのママもコロン姉妹も村では垂涎の的だったし。どうも君という存在は、すべての基準を根底から覆してしまう危うさがある。そこが、僕含め、君の「お友達」が君の家に通っていたゆえんでもあったのだろうけれどね。(※管理人注/チコは村で「無銭の娼婦」みたいな位置づけにあった雌です。生活費なんかはパパにもらっていたはずなので、生活費を稼ぐ必要はなかったはずなのですが、パパを独占できない寂しさを交配でまぎらわせていました。セックス依存症みたいな感じですね)
 通うといえば、コロンのパパが「お野菜」を持って突然訪れてきた日は驚いた。君にとっては突然でもなんでもない、申し訳程度に設けられた親仔の交流日に過ぎなかったのだろうけれど、僕がいつも村や村の周りの森をフラフラしていたせいかな、君の家に世話になっておりながら、君の事情をまったく把握していなかった。食事のときすらいるかいないかといった具合だったし。交配をするためだけに君の家に寝泊まりしていたようなものだ。
 だから、君とコロンのパパに、いまだそんな形の「絆」が存在していたことに驚かされたんだよ。交配のときに僕に「パパ役」をせがんでいたのはそのせいだったんだね。あれはちょっと倒錯していた。……まあ、それをいうなら僕のほうも相当どうかしていたけれど。はっきりいって、「あれ」をお願いできたのは君相手だったから。お互い様っていうのかな、こういうの。
 君がコロンのパパと抱擁している姿を見たときは、正直ひやひやした。物陰からそっと見ていたわけなんだけれど、固唾を呑んで見守る、っていうのは、まさにああいうのをいうんだと思った。
 コロンのパパ、あれ、相当やばいよ。「君はどんどん君のママに似てくるね」なんていってさ、君の腰に手を回して……、畑仕事で鍛えた、土だらけの腕が、なんかやけに卑猥に見えたな。ほら、あのパパってさ、すごい若いじゃないか、僕たちの兄弟、っていっても通じるような容貌をしている。実際、若いんじゃないかな。だからこそ、『過ち』を犯しもしたんだろう。そりゃ、ね、あれだけきれいな顔してたら、雌たちも放っておかないだろうけれど、相手が悪かった。何せ「悪魔の雌」によりによって出会ってしまったんだから。それもあんな微妙な時期に。コロンのママが身ごもっていたっていうのも悪かったのかもね。ニゲルは何を勘違いしたのか「お姉さん」って思っていたみたいだったけれど、違う、君のほうが妹なんだ。もっとも、コロンと数ヶ月も離れていないけれど。あのとき、ママは、自慢の料理も作ってあげられなくて、あのパパを構ってやることができなかった。ほんと、つくづく幼児性のあるキトゥンなんだよな。そしてそれがあの若く華やいだ雰囲気に繋がっているのだから、世の中良くできている。だけどそう思うと、ある意味コロンのママは本当にコロンのパパに愛されていた、ってことになるよね。構ってやりさえすれば、コロンのパパは決して『過ち』を犯さなかったのだろうから。現に今だって、ニゲルと畑仕事に励んでいる。それはもう毎日毎秒規則正しく。


次の更新は8/1(火)を予定しております。

2017-07-15 : 小説・「千年相姦」 : コメント : 26 :
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『千年相姦』三章 クルルーの手紙 シロツメクサの花冠(1/4)

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【これまでのあらすじ】
『交配の旅』から七年ぶりに〈千年森〉に帰郷してきたクルルー(キトゥン・18歳)。
養親・レフィナ(自称ニンゲン・年齢不詳)との再会を喜ぶのも束の間、七年の月日は一人と一匹を大きく隔てる。
そんな中クルルーが「レフィナを寝物語で満足させることができたら、レフィナの顔を見せてもらっていい?」と自らの旅の話、『クルルー様の冒険譚』を語り始める。

『クルルー様の冒険譚』の中で語られる、雌キトゥン、コロンとのめくるめく恋模様。美しいパパに優しいママ、コロンの妹コロネ、ご近所のサリー。そしてライバルの雄、ニゲルの不吉な影。面々に翻弄される純朴なクルルー。
しかし話にはからくりがあった。なんとそこで登場する「純朴なクルルー像」は、「ニゲル」という別の雄の姿を騙ったクルルーの捏造だったのだ。
冷たくも美しいニゲルこそが、本当のクルルー像だったのだ。

話を語り合えたクルルーは、養親の顔を見たいという欲求が募るあまり、半ば強引にレフィナに迫ってしまう。ローブを剥いだ下にいたのは、七年前と変わらず若く美しい姿の養親だった。
成長したクルルーとは裏腹に時を止めたように歳を取らない養親。
養親はやはり「キトゥン」ではない。それなら養親は何者なのか。
疑問を募らせるクルルー。
「歴史は繰り返す……」
不穏な言葉を残し寝室から消える養親。
養親はクルルーの話の何に対して「歴史は繰り返す」と評したのか。
『クルルー様の冒険譚』のラストで、大木ごと崖の下に落ちてしまった本物のニゲルの生死は。

今回から始まる第三章は、クルルーがとチコという名前の雌に宛てた手紙で構成されています。
←チコは、コロンのパパがその昔、浮気して作った娘のことです。つまりコロンコロネの異母姉妹に当たる雌です。


これまでとはひと味違う本物のクルルーの語りをお楽しみください。
それでは、どうぞ。


【今回登場する登場人物】
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クルルー(17歳)


三章 クルルーの手紙 シロツメクサの花冠(1/4)


 やあ、チコ。この手紙を君が読むころ、僕はもう君の家にはいないのだろうか。その楢(なら)の木が立っていた庭付きの家に。君も察している通り、僕はこの村にはいられなくなった。このたびの惨事は、本当に申し訳なく思っている。(※管理人注/ニゲルを大木壁ドンで突き落としてしまったこと)不測の事態だ、といい訳する気は毛頭ない。けれど、この村の掟に従うつもりも更々ない。君もそうであるように、僕にはやり残したことがあるから。それがなんであるのかといった野暮な質問を君ならしないこともわかっていた。けれど僕には圧倒的に時間が足りなかった。だから手紙という形で僕の気持ちをこうして記している。僕の身勝手を許してくれ。
 思えば君は、この村に着の身着のままで迷い込んできた僕を最初に受け入れてくれた存在だった。僕はひどく疲弊していた。進めば進むほど空気が薄くなっていくという、想像もしていなかった事態に、僕の身体はすっかり参っていたんだ。君も知っているだろう、僕が〈千年森〉出自だということを。あすこの空気は清浄で澄んでいる。異様なほどにね。そんな環境で育った僕にとって、ここいら一体の若い森の空気の薄さは耐えられなかったんだ。おまけにちょっと下に行けば「町」もある。あれは最悪だ。あんな所へ赴けばたちどころに僕の身体はだめになる。いや、神経のほうが先に参ってしまうだろう。このことからも、養親がニンゲン経由で塩を入手していた、という話は嘘であることがわかる。僕でさえそうなのだから、あの人があんな空気の汚いところへ一人で赴けるわけがない。あの人は僕よりも遙かに長い年月を〈千年森〉で過ごしている。こういったら、君はまたお伽噺だといって、僕をからかって笑うのだろうか。その少し他者を小馬鹿にしたような笑みを浮かべて。だけど事実なんだ。けれど僕がこうやって食い下がるから、君の目にはかえって胡乱に映って見えていたのかもしれないね。僕のことも、養親のことも。
 今さらこんなことをいうのもなんだけれど、君は本当に美しいキトゥンだった。この村にいるどの雌たちよりも。正直いって、これまでもそうしてこれからも君以上に美しいキトゥンに出会えることははないと思っている。……その身体も。
 すらりと伸びた手脚に、肉感を感じさせる豊かな膨らみ、そこから連なるほっそりとした腰に、再びなだらかに広がるのは、小振りの双丘……。それらの肉体を、黒っぽい衣裳で身体の一部のようにしっとりと包んでいる。
 コロンのパパがその昔、君のお母さんに出会った瞬間のことをありありと想像できるようだよ、……コロンのパパ如きに抗えるわけがない。君のお母さんのことは、気の毒だったと思っている。まさかそんな幼少時に行方が知れなくなっていただなんて……。あのときの質問は本当に「愚問」だったと思っている。コロンのパパは、あれでどうして責任をきっちり全うしているつもりだったんだね。


次の更新は7/15(土)を予定しております。

2017-07-01 : 小説・「千年相姦」 : コメント : 16 :
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七月から「千年相姦」連載再開します&少し雑感

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「千年相姦」毎月1日と15日連載再開予定


皆さんこんにちは。
毎日じめじめした日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。

以前お知らせしていました通り、七月より「千年相姦」連載再開いたします。
とりあえず月二回連載でゆっくりのんびり連載再開しようと思います。

このブログを開設した当初は、「広く浅く」をモットーに、自分にしてはたくさんの方に積極的にお声がけさせていただいたりもしました。ですがやはり自分は、波長の合う方と狭く深く交流するほうが向いているようです。

自分の性格的に、一度お知り合いになったブロガー様とは、過去記事も全部読んでその人となりを知った上で交流したい、というのがあります。

また、長年の睡眠障害を煩っておりまして、ポテンシャルを最大限発揮できない毎日を日常的に送っております。

これらの理由からどうしても反応が遅くなりがちです。
ごめんなさい。
それと水面下で執筆中の「侵蝕恋愛」ですね。

こんな感じなので、活発な交流はできないかもしれないですし、皆さんの記事にも即座に反応はできないかもしれないのですが、その分深くじっくりおつきあいできたらいいなと思っておりますので、こんな交流スタイルでもいいよという方いらっしゃいましたら、よろしくしてやって下さると嬉しいです。

生きにくさだったり人との距離感だったり、生と性の意味だったり、そんなこんなをクルルーを通して皆さんと一緒に考えていけたらと思っております。
これまで読んで下さっていた方も途中参加の方もお気軽にのぞいていってくださいね。
よろしくお願い申し上げます。
2017-06-27 : ■連絡事項 : コメント : 16 :
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あさぎさんにハンドメイド作品頂きました

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「とりあえず、書いてみたヲタブログ」のあさぎさんに
ハンドメイド作品を頂きました。

あさぎさんにはもう何度もハンドメイド作品を頂いているのですが今回頂いたものもその一つで、こちらは、薔薇モチーフのイヤリングです。
「テニスの王子様」の跡部圭吾をイメージして作られたそうですが彼のイケイケなイメージにぴったりのアクセですね。
あさぎさんのブログで紹介されているところを一目惚れして譲っていただいたのでした。





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こちらは、猫モチーフのストラップ。
きゃわえぇぇぇぇ……
こちらは、おまけで付けて下さった一品で、まさかのサプライズにびっくり。
猫モチーフ大好きなのでテンション上がりまくりでした。
わたしの未だ現役のガラケーに付けさせていただきたく思います!

包装もショップみたいにオサレでな……
写真撮る前に包装解いてしまったのでお見せできないのが残念なのですが、厚手のクラフト紙に赤糸で固定されたそれはそれは可愛い個包装だったのですよ……他にも女子力の要・マスキングテープも使っておられた……あさぎさんはいつもこのような細やかな気遣いが素敵なブロガー様です。

あさぎさんはイラストや編み物作品を中心に日常の日記も綴られているブロガー様です。
そんなあさぎさんのブログはこちら→「とりあえず、書いてみたヲタブログ」
ご訪問の際はマナーを守ってお願いしますね^^

あさぎさん、このたびは素敵なお品をお譲り下さり誠にありがとうございました。
ご無理なさらず、これからも素敵なイラストや編み物作品を綴られていってくださいね。
2017-06-25 : 頂きもの : コメント : 10 :
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七月の予定など

皆様こんにちは。
先日は皆様励ましのお言葉や応援のお言葉の数々誠にありがとうございました。
改めて、わたしは皆さまの優しさに支えられてるのだなあ……と実感した次第です。

PIYOにも少し記載したのですが、皆様の励ましのおかげもあって、七月を目処にブログを通常運転に戻したいなあ……という気持ちが芽生えてきました。
ただ、水面下で執筆中の「侵蝕恋愛」との兼ね合いもあるので、こちらに集中すべきと判断した場合は、またお休みを頂く場合もあるかもしれません。申し訳ございません。

とりあえずリハビリも兼ねて七月いっぱいだけでも「千年相姦」の連載を再開してみようかなと思いました。
休止中も変わらず「千年相姦」を楽しみですとお声がけくださった方々、また見守ってくださった方々、本当にありがとうございました。

あくまで予定でまだ確定ではないのですが、とりあえず報告がてらお知らせまで。
ひとまずこの記事もコメント欄解放してみました。

P.S/おそらくTwitterのフォロワーさんかブロ友様のどなたかだと思うのですが、六月にラインスタンプ購入して下さった方、ありがとうございます! お申し出下されば改めて御礼にうかがわせていただきたく思います^^

2017-06-16 : ■連絡事項 : コメント : 20 :
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近況報告

皆様こんにちは。
先日は「fourteen years old 侵蝕恋愛 side storyⅠ」のダウンロード及び♥マークポチなど本当にありがとうございました。
また、Twitterのフォローもありがとうございます。
ブログ以外にTwitterされている方々が多くてびっくりしています。見慣れたお名前の方がちらほらおられ、1人でにやにやしてました。Twitter使い慣れていないうえに、タイムラインあまり追えていないのですが、これからも皆様のペースでおつきあいいただけますと幸いでございます。

これまで創作に邁進してきたので最近さすがに創作疲れが出てきています。
それで、伝えるなら今だと思ったので、近況など。

まずは皆様にはご迷惑をおかけしていることを重ね重ねお詫び申し上げます。
足跡見ていると毎日来られている方々もいらっしゃって本当に申し訳なく思います。

わたしが昨年末、突如ブログを休止したのは、創作上の事情によるものですが、実はそれ以外にも、一言では説明し辛い複雑な事情があったからです。
で、ようやくその出来事が自分の中で氷解しつつあって、コメント欄の解放を……と思わないでもないのですが、活発な交流をするにはおおよそ心が膨らんでいるとはいい難い状態なので、もう少しお時間ください。申し訳ございません。

その昔、「音速形而上少年」という創作ブログを運営していた頃(2011年頃)は、自然な形で交流も創作も楽しめていました。
今はなんでこんなにこじらせてしまっているのか。
理由はいろいろあるのですが、一番は
「実力を伴わない自身の作品への妙な自信とプライド」
が邪魔をしているからなんだと思います。
実力が伴っていないからこそ「プライド」を掲げているともいえる。
弱い犬ほどよく吠えますからね……

ただ、こういった気持ち自体は悪いことではないと思っているので、この困った自意識過剰とどうやって付き合っていくかが今後の自分の(永遠の)課題となるのでしょう。

というか、皆様におんぶにだっこ状態で本当に心苦しいのです。
心の整理がついたらまた「音速〜」の頃みたいに交流と創作の両輪でブログを走らせたいという気持ちだけはあるので、長い目で見守っていただけますと幸いでございます。

六月に入りましたね。
中途半端な季節、体調には気をつけてお過ごしくださいね。
ここまでおつきあい下さり誠にありがとうございました。
2017-06-08 : ■連絡事項 :
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プロフィール

canaria

Author:canaria

イラストと小説でオリジナルの世界観を表現しています。上の画像はたらこさんが描いて下さったものです。元ネタは最近あった某結婚します発言だと思います。もはや他力本願のプロフ欄、たらこさんいつも楽しいイラストありがとうございます。初めましての方はこちらをどうぞ。

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PIYO

HP

Nymphe(ニンフェ)名義の本家HPです。ここを見て興味を持って頂けたらこちらも覗いて頂けると嬉しいです。

電子書籍

pixivBOOTHにて
無料ダウンロード頒布中。

92181778233ecfa0143b8e8a1ef4a33fbe9b-f.jpg
『侵蝕恋愛Ⅰ紅き瞳の双花』
この世に居場所のない二人は、互いに何を求め、何を互いに見出したのか。
160704_1.jpg
『侵蝕恋愛Ⅱ蜜月』
ケイは路地裏で出逢った両性具有の少女の「片割れの性」に溺れ込むーー。
『侵蝕恋愛Ⅲ孤児院日誌』
ファーンは明け方の海で亡き母に瓜二つの少女セイレンに出会うーー。
『侵蝕恋愛Ⅳ恋人たちの契約』
一冊の手記がケイを過去へとからめ取るーー。
hyoshi_7.jpg『侵蝕恋愛Ⅴ歴史の花冠』『太陽の家』でケイが見たものとは。

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